今朝の読売新聞一面に元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏が2020年の日本の姿を「未来小説」の形で寄稿された記事が載っていました。

2020年春に大学を卒業した学生が日本では就職口が無いので中国重慶の工場に1万5000元の手取りで就職する話からスタート。

その頃の日本の経済は大破局を迎え円が暴落し1ドル240円、1元70円になっており1万5000元は約100万円

もともと資源の無い日本は終戦後原料を輸入し、製品を加工し輸出することで成長してきましたが、その物づくりを人件費が安いからといって海外に移し、どんどん空洞化させています。

また政府のゆとり教育政策の影響で少子化なのに学生の学力が低下し、工学部離れも進んで物づくりできる人間が少なくなってきています。

それに引き換え、お隣の韓国は国が企業の活性化のために指導・バックアップし、サムソンやLG、現代などの企業は世界レベルで日本を追い越しつつあります。

数年前から人と日本の将来について話をするとき、近い将来中国に出稼ぎに行く時代が到来し「食糧難」になると言ってきましたが、だんだん現実味を帯びてきています。

終戦後65年間を江戸幕府にたとえれば、坂本龍馬のような人がが出て維新改革を行うのは今のうちだと思います。

自民党や民主党もお互いの勢力争いのことばかり考えているのでなく10年先の日本の姿がいかにあるべきかを考えて行動して欲しいものです。

コメント

yasai
2010年4月28日18:27

貴ブログの指摘、有難うございます。今 USAから日本に英語教師も出稼ぎに成るのでしょうね。それがやり過ぎで駅前留学とかジオスに成るのでしょうね。有難うございました。

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