日刊工業新聞社取材

午前中、日刊工業新聞社　大阪支社　編集局　経済部の部長と担当記者の方が取材のため来社されました。

現在進めている安全な水づくりに関しての取材でしたが、フィジー諸島共和国向けの雨水利用方式やタイ向の小規模集落向けのミニ浄水システムなどについて説明しましたが、これからの事業なので新聞の記事に向くかどうか不明です。

日本政府は海外のインフラ整備事業として、浄水プラントや排水プラントのノウハウを売り込もうとしていますが、それぞれの案件は大企業でないと出来ないような大規模プラントが中心です。

そのような環境の中で中小企業が出来るのはエリア向けではなく、大企業のビジネスとしては不向きな点を狙わなくてはなりません。

本当に水に困っているのは、地方の行政が行き届きにくい貧困層の人たちで援助資金が無ければ十分な飲料水を確保できない地域です。

ただし、ビジネスの観点からすると採算ベースに乗らないので大変難しい問題です。