今日いつもバフ研磨やヘアーライン加工などを依頼している外注先の社長から電話があり、不景気で仕事量が減り、貸し工場の家賃を払うと赤字になり回復の見込みがないので廃業することになりましたとの連絡を受けました。

バフ研磨はステンレス製品などで鏡面加工するのには必ず必要な作業なのですが、3Kと呼ばれる職種で、孫請け的な仕事になるので今の時代には若い人に嫌われ後継者がおりません。

年間には何度もバフ研磨の必要な仕事も請け負っているため、新たな加工外注先を探さなければなりません。

通常であればインターネットで探せばいいのですが、バフ研磨だけを請け負っているような零細業者はホームページなどを持っていない場合がほとんどで、簡単には見つかりません。

幸い㈱エイトテックのある淀川区や隣の西淀川区は中小企業のあつまった工業地帯が多いので何とかなると思いますが、これからも廃業や倒産が増えてくるかもしれません。

日本での物づくりを軽視して、安価というだけで海外シフトをしていると日本国内の中小企業は弱体化し、次の世代の子供たちが路頭に迷う時代がくるかも知れません。

10年先20年先の日本を思って身を投げ出す坂本龍馬のような政治家は今の日本にはいないのでしょうか

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索