発電所の循環水管
発電所の循環水管
発電所の循環水管
東日本大震災から2ヶ月が経ちましたが、被災地では徐々に瓦礫の撤去が進み、仮設住宅も少しづつ建ってきていますが、元の生活環境を取り戻すには何年もかかりそうです。

福島原発の放射能漏れ事故に関しては、昨日から緊急避難区域に2時間の一時帰宅が始まりましたが、本格的な復旧には何十年もかかりそうです。

1号機の建屋内にも作業員が始めて入りましたが、これは原子炉の冷却系統の復旧のためで、放射能の漏れを防ぐのはもっと先になります。

従来なら原子炉で熱せられた水蒸気でタービンを回して発電し、そのあと海水で配管を冷却し、元の原子炉に戻すのが正常のシステムです。

そのための海水を取り入れるパイプを循環水管といい、約30年前サラリーマン時代に南米エクアドル・グアヤキルの火力発電所に納入したことがあります。

その時現場で一番汚い仕事をしているのはインディオでした。

昨日会ったペルー人に聞くと南米では先住民であるインディオが今は一番下層階級との事でした。

防食のために内面にモルタルライニングした鋳鉄管でしたが、今でもチャンと稼動していることと思います。

福島原発の循環水管の材料は何か気になります。



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