昨日内閣不信任案が否決され、管首相が福島原発の放射能漏れ事故に関して、冷却システムが安定するまで続投するとの事でした。

東電のスケジュールに寄ると今年末か来年早々が退陣時期になりそうです。

でも約3ヶ月経った現在2号機の貯蔵プールの水の冷却システムが完成して水漏れの無いプールの水温が下がっただけです。

肝心の原子炉に関してはメルトダウンという悪いシナリオに向かい、圧力容器や格納容器に損傷が発生し高濃度の放射能汚染水が漏れており、その解決には至っていません。

原子炉の回りは高濃度の放射能で汚染されているため、被爆量の事を考えると作業員一人あたりが働ける時間が限られます。

順番に被爆量が増え働ける作業員は徐々に少なくなってくるので、東電の発表している作業日程どおりに進むとは考えられません。

もし、メルトダウンした核燃料が再臨界して原子炉自体が爆発でもしたら、状況は一変するかもしれません。

こんな時期に指導者が代ると、今以上にコントロールが効かなくなりそうなので不信任案否決でヤレヤレです。

こうすれば解決できるという案を持ち、この難局を乗り越える自信があるのなら不信任案を出してもいいが、人の足を引っ張るだけの政治家は今の日本には不要です。

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