もし中国でも原発事故が発生したら

東日本大震災が発生してから１２日が経ち、通常なら被災者の方々の復興支援が中心になるのですが、今回は大津波の影響で福島第１原発事故が発生しその対策が急務になっています。

放射能漏れの影響は現地で復旧作業に当たられる方々の健康にも多大な影響を及ぼしていますが、それ以外に近隣府県の農作物や２００Ｋｍ離れた東京都の水道水まで放射能の影響が現れて来ました。

お隣の中国では今回の原発事故で塩を買い占めたりされていますが、中国国内では原発の建設ラッシュの最中です。

もしも、中国で同じような事故が発生したら、気流の関係で黄砂が運ばれてくるみたいに日本全体が放射能の影響を受けかねません。

中国では現在１３の原子力発電所が稼動し、２５の施設が建設中です。

中国にも多くの断層が存在し、過去数十年に多くの地震を経験していて、既存の原発や計画中の原発の多くは沿海部に位置する一方、最近の地震の大半は西部で発生しています。

中国は日本とは違い１党独裁で情報統制も行われており、ウランや放射性廃棄物の扱いや、核兵器開発とのつながりなどを含む原発事業者の慣行もまた秘密のベールに包まれています。