福島第一原発の地震と津波による事故発生から2週間が過ぎましたが、懸命の復旧作業にもかかわらず一向に回復の兆しが見えません。

特に放射能は目に見えないのが厄介で放射線量の測定器がないとどれぐらいの放射能が出ているのかも判断できません。

昨日は作業員の方が被爆されましたが、茶色い煙が出たり、高い放射線量が測定される度に作業も中断せざるを得ません。

その間に空気中に放出された放射能が千葉や東京の水道水を汚染させたり、近隣の農作物への被害も広がりつつあります。

今後福島原発は修復して再起させることが出来るのか、解体して更地にするのか、チェルノブイリのように石棺に閉じ込めるのか先のことは不明です。

更地にするにしても、まずは喪失した原子炉の屋根を回復し、原子炉から燃料棒を取り出して安全な場所に移動させ、容器や部品を丁寧に除染しながら解体しなければなりません。

4基の原子炉を解体するには数十年かかると思われます。

その間は放射能問題が付きまとうので地元の方は長期間の避難か移住が必要になるかも知れません。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索