瓦礫の処分

2011年4月26日 日常
東日本大地震とそれによって生じた大津波によりほとんどの建物が流され瓦礫と化してしまいました。

突然発生した瓦礫の山は通常の年間処理量の数十年分もあり、震災から約45日経った現在もなかなか片付いていません。

瓦礫の量は約2500万トンといわれており、その内の約2000万トンが木材と見られています。

木材を木質バイオマス発電すると木くず10万トンで年間1万キロワットの発電が可能と言われており、200万キロワットの電力を生み出すことが出来ますが、今回はそのままゴミとして焼却処分され、数年後には更地に変身する事でしょう。

それよりも厄介なのが福島原発から出る瓦礫です。

テレビの画像などで見ると、津波で発生した瓦礫以外に建屋が水素爆発して発生した大量の瓦礫があります。

放射能を帯びた瓦礫はとりあえずはコンテナ等に入れて仮り置きしてあるみたいですが、簡単に処分が出来ません。

これから何十年もかかって建物も壊し、原子炉も解体されることになりますが、より濃度の高い放射能を帯びた瓦礫はどのように処分されるのでしょうか?

六ヶ所村も満杯状態だし、どこの県も受け入れてはくれないし、そのまま現地に置いたとしたらその近辺は何十年も人が住めない場所になってしまいます。

福島原発の敷地内に地下貯蔵庫を作り全ての瓦礫を放射能が地上に漏れないようにして埋めるしかないかもしれません。

でも何十年もかかる作業なので私が生きている間に完成することはないでしょう。

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