巨大地震・原発事故と国家の危機管理
大阪同志社クラブ6月例会が新阪急ホテルで開催されました。

本日の講師は国際変動研究所理事長・軍事アナリストの小川和久氏でテーマは「巨大地震・原発事故と国家の危機管理」でした。

小川和久氏は同志社大学神学部に在籍されたこともあり、大阪同志社クラブでは時々講演をいただいています。

1)危機管理の要諦は「拙速」(巧遅拙速)
2)存在しなかった首相官邸の司令塔チーム
3)初動(同時進行)は3時間以内に完了が必要
4)津波と大火は人智で克服できる
5)東京電力福島第一原発事故
6)あげくの果てが「遊兵化」
7)走りながら態勢を強化しなければならない
8)形式に流れる日本の危機管理(無責任体制)
9)世界に通用しなければ危機管理は不合格
など多岐にわたり約1時間講演いただきました。

結論は日本の危機管理はまだまだ未熟とのことです。

危機管理には民心の安定も含まれ、被災された方々への早期の支援が必要です。

5年間のベーシックインカム(例:大人12万円、18歳以下5万円、住居無料)を導入すれば、5年の間に計画が立てられるし、希望を失わないで済むとの事。

集団農場、集団漁業、商業団地、工業団地から再起を図るとよいとの事。

仮設住宅もグループホーム形式のほうが孤独感が無くいいのではと思います。

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