宥坐之器(ゆうざのき)
宥坐之器(ゆうざのき)
今日、元弊社社員のK君が来社

父親の不動産会社から新たに独立して新しい会社を創業され、会社の表札を作りたいとの事でした。

会社の名前は「ゆうざ」

変わった名前なので名前の由来を聞き納得しました。

宥座(ゆうざ)」とは、常に身近に置いて戒めとするという意味で、孔子の説いた「中庸」ということを教えるものです。
 壺状の器に水が入っておらず空の時は傾き、ちょうど良いときはまっすぐに立ち、水をいっぱいに入れるとひっくり返ってこぼれてしまいます。
 孔子は、「いっぱいに満ちて覆らないものは無い。」と慢心や無理を戒めました。

https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/uploaded/attachment/13459.swf

自らの戒めとするために身近に置いてある道具のこと。
「宥坐」は身近や身の回りという意味。
桓公の墓にあった器は「水が入っていない空の時は傾き、水を適度に入れるとまっすぐに立ち、水が満ちるとひっくり返り全てこぼれる」という。
これを見た孔子は「知を持つものは愚を自覚し、功績を持つものは謙譲の心をもち、力を持つものは恐れを忘れず、富があるものは謙遜を忘れずに正しい姿勢を保て。」と説いた故事から。

コメント

yasai
2020年9月10日15:50

エイトマンさん

 また 知らない事を 教えて貰いました 有り難う ございます 「ゆうざ」なんですね

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