今年のノーベル化学賞に根岸栄一教授と鈴木章教授の2名が選ばれ、日本人の優秀さが世界の人たちに知らせるいい機会になりました。

有機合成は日本のお家芸と言われる分野で「クロスカップリング」の研究は多くの産業分野に貢献しています。

終戦後、資源のない日本では原材料を輸入し、それを加工して輸出する物作りが基盤産業で日本の高度成長に寄与しました。

我々が学生の頃は優秀な学生は工学部を目指してよく勉強しました。

ところが戦後65年経った現在、日本の大手企業は生産拠点を中国や東南アジアに移し日本国内は空洞化してきています。

そのせいか、今では工学部に行く学生が半減しているし、米国などに留学する学生も減っています。

ハーバード大学で学ぶ日本人は100名に対し、韓国人は300人、中国人は500人といわれています。

アメリカの根岸教授の研究室でも日本人の学生はおらず、中国・台湾の学生が中心に研究しています。

大きな歴史の流れから行くと、今の日本は衰退期に入っており、あと数十年するとノーベル賞を受賞出来る優秀な日本人はいなくなるかも知れません。

日本政府が無策か、誰かの陰謀か日本の国力は、どんどん弱ってきていると思います。

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