我が社は3月決算なので、今日が平成26年度の最後の日です。

今期は、ものづくり補助金でYAGレーザー溶接機を購入したので、設置場所を確保するため変電室の使用を止め、キュービクルを導入。

それに伴いキュービクル用の架台の新設や材料置き場にホイストクレーンを増設するなど補助金相当額の設備投資も行いました。

また長い間、不況が続いたので、大企業のようにベースアップなどが思うようにできなかったので、今回は頑張ってくれた社員に決算賞与を出しました。

ただ明日からは、関西電力の電気料金が約14%値上げをされるし、アルミなどの材料も上がります。

少し景気は上向いてきたかもしれませんが、平成17年4月には消費税が10%になるのが決定されたので、その時まで中小企業ももう少し景気回復している必要がありそうです。


塗装工事

2015年3月30日 お仕事
塗装工事
塗装工事
塗装工事
平10年に今の工場を買って、加島の貸工場から引っ越してきました。

古い工場を買ったので、大幅な改装工事をしました。

その際、工場の建ぺい率が問題になり、一部スレートを取り払い、屋根付きの駐車場にしました。

ところが16年も経つと、スレートを取り付けていた鉄骨の錆が目立ってきました。

今回、この鉄骨と一部屋根の波板の塗装工事をすることにしました。

道路側に塗装工事用の足場を組むのが難しいので、スカイマスターという車両を使って塗装することになりました。

今日から4日間の予定で工事がスタートしました。
ホテルの部屋の消臭用噴霧装置
介護ホーム向けに消臭殺菌剤を噴霧する装置を作りましたが、当初はコンプサーの音が気になるとのことでなかなか採用までには至りませんでした。

そこで、消音タイプの噴霧装置を開発したところ、気に行ってもらえました。

今度はこの噴霧装置をホテルの部屋などの消臭に使いたいとの話がありました。

でも今のタイプは噴霧ノズルが1個だけなのでもっと噴霧量が多いものを作って欲しいとの要望があり設計することになりました。

今日は土曜日で休みですが、集中してCAD図面を書くには一番適しています。

今度はコンプレッサーを2台使ってノズルをノズル2個にし、より強力に部屋の中で拡散するようにサーキュレーターも取り付けることにしました。

とりあえず概略設計が出来上がりヤレヤレです。

午後から我が社で湘南先端材料研究所の社長と製造パートナーのK社の社長と私を入れて3人で打ち合わせ会議を開催しました。

http://www.shonan-aml.com/

新年度を前にして、現在進めている炭素繊維強化セラミック(CMC)の製造に当たって今後の進め方等の打ち合わせを行いました。

先端材料研究所の社長は私の高校からの親友で湘南工科大学の元学長をされていていました。

彼はこの3月にドイツのBMWでCMCのプレゼンを行ったので、その報告もしてもらいました。

今年度はこの先端材料の実用化にむけて努力することになりました。

「大商ニュース」に掲載される
「大商ニュース」に掲載される
大阪商工会議所の機関紙「大商ニュース」が毎月10日と25日の2回発行されています。

今日3月25日の大商ニュースがメール便で届いたのに加え、商工会議所の広報企画担当からも「”日本一”明るい企業情報」の取材協力のお礼状と掲載紙が送られてきました。

以前「日本一明るい経済新聞」にも取り上げていただいたのとほぼ同じような内容で掲載されました。

主に本業の板金試作品以外に、私が作っている板金工芸品や自社ブランド商品等についての記事です。

6月にマイドームおおさかで開催される「ビジネスマッチングフェア」でも板金工芸品と自社ブランド商品をメインに出展することにしているので、今回の記事ははずみになりそうです。
ものづくり補助金中間監査
ものづくり補助金中間監査
平成25年度の補正予算による「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業に係る補助事業」に採択され「YAGレーザー溶接機」を導入することになりました。

今日はその中間監査の日です。

YAGレーザー溶接機は今月10日に搬入され、16日、17日で機械の調整と講習が済んだばかりです。

昨年のものづくり補助金では試作開発を行い直接人件費を計上したため、中間監査にも3名が来社し、タイムカードから作業週報まで細かいチェックがあり大変でした。

今回は機械設備のみの申請だったので、監査は簡単に済みました。

機械の相見積書から発注書までのチェックと機械装置の確認だけでした。

あとは納品書、請求書、振込み依頼書、支払帳票、シール貼付写真をファイリングし、実績報告書を作成すれば終了です。

機械装置は全額振込みの為、日本政策金融公庫から設備資金の融資を受け、今日振り込まれているので資金的にも問題はありません。


第27回優秀板金製品技能フェア特別功労賞
第27回優秀板金製品技能フェア特別功労賞
第27回優秀板金製品技能フェア特別功労賞
職業訓練法人アマダスクールが行っている優秀板金製品技能フェアに毎年応募しています。

今回は第27回目ですが、エイトテックでは3回目から毎年欠かさず応募作品を出しています。

今回は25回目の出展ということで「特別功労賞」をいただきました。

表彰式には参加しなかったので、アマダの営業マンが表彰状と記念品を試算してくれました。

今まで何回も表彰していただいているので、ホームページにも追加しなければなりません

http://www.eight-tec.com/company/commendation.html

そしてこれからも頑張って続けていきたいと思います。
省エネルギー診断報告書
2月16日に大阪府の補助金で省エネ診断を受けましたが、その結果がまとまったので今日その説明会がありました。

今日は診断いただいたエネルギー使用合理化専門員以外に一般社団法人省エネルギーセンターの事務局次長と大阪府環境農林水産部エネルギー政策課主査も来社

約2時間半にわたり40頁にわたる省エネルギー診断報告書の説明を受けました。

全ての改善を行うと年間131万円の削減になりますが、約342万円の投資が必要です。

一番金額が張るのは現在ある空調機をトップランナー空調機に更新することです。

今年はものづくり補助金以外に省エネルギー設備導入補助金があり1/2の補助を受けることが出来ます。

早速この補助金申請にチャレンジしてみることにしました。
YAGレーザー溶接機
YAGレーザー溶接機
YAGレーザー溶接機
YAGレーザー溶接機が10日に搬入され、昨日からメーカーのサービスマンが来て、機械の接続や調整を行いました。

本日昼前には調整も終わり、使い方の講習です。

機械の操作方法や安全対策などの説明に続いて、実際に材料を使って溶接のやり方なども教わりました。

古い変電室が最先端のレーザー溶接室に変身です。

溶接機にしては1300万円以上もする高価な機械なので、あまり持っている会社は少ないため、これをうまく使いこなして受注アップにつなげなければなりません
エレベータ用の非常用BOXで、一番最近設計依頼されたタイプは椅子型の非常用BOXです。

販売元から連絡があり、東大阪市で1台受注したので製作してほしいとの事。

今までのタイプとは異なりほとんど溶接で仕上げなければなりません。

ステンレスのヘアーラインで厚さが0.8mmだと通常の溶接機は熱影響で歪んでしまいます。

今回、ものづくり補助金で購入したYAGレーザー溶接機なら歪まずに溶接が出来ます。

丁度今日明日とメーカーが来てYAGレーザー溶接機の調整と講習をしてくれるのでタイミング的にはバッチリです。
3DCADのバージョンアップ
エイトテックでは3DCADにコダマコーポレーションのTOPsolidというソフトを使っています。

今回、Ver6からVer7にグレードアップすることにしました。

ハードと一緒に購入するとコンピューター以外に搬入据え付け調整費やハードウェアメンテナンス費などがかかり高いものにつくので、自社で調達

ぱそこん工房で購入しましたが、約半額で購入しました。

ソフトのインストールや調整もすべて自社で行いました。

とりあえず、ソフトは問題なく立ち上がりましたが、今までとはCADの操作方法が異なります。

来月には操作習得コース1日とグレードアップコース3日間の教育を受けますがその費用に20万円もかかります。
今日はエックスメイトの3月例会です。

例会の前に運営委員会を開くことになり、30分早い2時30分には市工連事務所に到着しました。

平成27・28年度は議長も変わり、私は運営委員と会計委員兼務になっています。

来年度は、今まで試作検討してきた靴脱ぎ君の商品化と販売を行うことになりそうです。

商品をヒットさせるためには
①マーケティング
②パテント
③デザイン
④プロモーション
が重要な要素になります。
YAGレーザー溶接機の搬入
YAGレーザー溶接機の搬入
YAGレーザー溶接機の搬入
今日はものづくり補助金で購入したYAGレーザー溶接機の搬入日です。

10時頃に機械が到着

設置場所は旧変電室内ですが、事前にキュービクルを準備したあと不要な設備を撤去していました。

変電室のフロアーは60cmほど低いところにあり、約400kgの発振器を下すのが大変でした。

何とか昼過ぎには発振器とチラーを所定の場所に置くことが出来ました。

あとは配線工事を依頼し、作業台も設置し、来週の月曜、火曜に機械の調整と使い方の講習をすることになっています。

これで薄板の溶接を歪みなくすることが出来ます。

そして23日の月曜日には中間監査を受けることになっています。
炭素繊維強化セラミックのパイプ
炭素繊維強化セラミックのパイプ
先週の土曜日に炭素繊維強化セラミック(CMC)で、ロケットの噴射ノズルスロート用の素材を作るのに内径22mm、厚みが約20mmの円筒形に成型しました。

今日はそれを再度軸方向に加圧するとともに予備加熱を行いました。

セラミックのプリプレグが効果なので、パイプ形状に巻く道具は自社で工夫して作っています。

ただ焼成するための炉がないため外注依頼していますが、今日は先週焼成依頼したパイプ形状の製品も引き取ってきました。

今回のパイプは、炭素繊維の織物を使って成型してあります。

焼成出来たパイプの外面や端面を仕上げ、φ22xφ29xL40のパイプのサンプルが出来上がりました。

軽くて割れないセラミックで耐熱性があります。
小型ロケットの噴射ノズル
小型ロケットの噴射ノズル
炭素繊維強化セラミック(CMC)を小型ロケットの噴射ノズルに使いたいとの要望があり、そのための素材を製作

軽くて強く、機械加工の出来るセラミックですが、エイトテックでは旋盤加工ができないので外注しました。

ところが、外注先が加工を間違って偏心した製品になってしまいました。

高い材料代を払って、一生懸命工夫して作ったのに大損です。

でも、製品を納入する必要があるので、新たにCMCのプリプレグを購入し、再作に取り掛かりました。

42mmx250mmの板状のプリプレグを円筒形に巻いて行きます。

2回目のチャレンジですが、何とか仕上げることが出来ました。

後は炉に入れて焼成すれば素材の完成です。

まだ世にない材料なので、何とか成功させたいと思っています。
大阪府内信用金庫合同の「ビジネスマッチングフェア2015」が6月3日、4日の2日間マイドームおおさかで開催されます。

弊社は大阪シティ信用金庫との取引があます。

今日、信用金庫の担当から連絡があり、今日が申込み締切日なのですが出展をお願いしたいとのことでした。

ここ数年は中国やタイ、ベトナムでの展示会には出展しましたが、国内の展示会にはご無沙汰しているので出展することにしました。

このマッチングフェアの案内を見ると大手バイヤー企業(技術系商社、商品・雑貨・食料品を扱う企業、百貨店や通信販売事業者等)が多数参加するとの事

通常は板金試作品を展示するのですが、今回は板金工芸品やエイトテックで設計開発した製品(次亜塩素酸生成装置、石鹸カッター、マイクロ水力発電装置)などを中心に出展してみようと思います。


YAGレーザー溶接機の設置レイアウト
YAGレーザー溶接機の設置レイアウト
YAGレーザー溶接機の設置レイアウト
ものづくり補助金でYAGレーザー溶接機を導入することになりましたが、いよいよ来週の10日に搬入です。

変電室のあった場所に設置するため、キュービクルを新設し、古い設備の撤去も完了

今度は、YAGレーザー溶接機の設置に備えた準備です。

とりあえず、YAGレーザー溶接機とチラーの設置位置を決め、作業台も購入しなければなりません。

旧変電室の寸法を3DCADに入力し、機械のレイアウトをしてみました。

広さ的には申し分ないぐらいの部屋の大きさです。
切削加工品の受注
切削加工品の受注
切削加工品の受注
医療機器を扱う会社から板金部品を受注していますが、今回は切削加工品の製作を依頼されました。

試験管を加熱する装置ですが、アルミの50mmの素材にφ35.2の穴を24個掘り込み横にφ8の貫通穴を設けお湯を循環させます。

とりあえず3DCADで図面を書き、外注加工することにしました。

今日品物が届いたので、早速納品すると下記内容のメールが届きました。

「本日、作成頂きました試験管過熱装置を受領致しました。
早速組み立ててみましたが、精度的にも申し分なく問題なく使えそうです。
来週以降、実際に装置に組み込んでの試験を実施する予定ですので、その際に何かあればまた相談させて頂ければと存じます。
今後、同様の案件が生じた際にはまたお願いしたく存じます。」


MOBIO cafe

2015年3月3日 お仕事
MOBIO cafe
MOBIO cafe
MOBIO cafe
ものづくり補助金でYAGレーザー溶接機を導入することになり、今月の10日に搬入予定です。

そのため来月末に機械代金の支払ですが、補助金で買った機械は手形や小切手ではなく現金振り込みで支払わなければなりません。

そこで、日本政策金融公庫からお金を借りることにし、本日大阪支店で契約をしました。

丁度日本政策金融公庫が入っているビルはお初天神の前にあるので、帰りにはお初天神にお詣りしました。

夜は東大阪のクリエイションコア東大阪でMOBIO cafeが開催され、今回は「試作・小ロット製造技術展」に出展している企業10社がプレゼンです。

もちろん我が社も出展しているのでプレゼンさせていただきました。

http://www.m-osaka.com/mobioblog/?p=8492

横のブースには社長インタビューの時の私の顔写真がパネル展示されていました。

http://www.m-osaka.com/jp/special/company/034.html

プレゼンのあとは交流会があり、人脈を増やすことが出来ました。


騒音計で測定

2015年3月2日 お仕事
騒音計で測定
騒音計で測定
介護施設向けに、消臭・殺菌の為の二酸化塩素噴霧装置を製作しましたが、当初の物はコンプレッサーの音が気になるとの事

その問題を解決するため、コンプレッサーを消音ボックスの中に入れて2重構造にした噴霧装置を製作

ほとんど音が気にならないぐらいになりましたが、騒音のデシベルを計って欲しいとの依頼がありました。

とりあえず噴霧装置を部屋の中に置き、騒音測定器を50cmぐらいの距離に置いて測定を開始

運転していない時は57.4dB、運転すると68dBになりました。

10.6dBの増加ですが、これぐらいの音の変化だと少し離れたところならほとんど聞き取れない程度の音の差です。


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